三毛猫男子のヒミツ❣️
- libertybellbengalcat
- 6月23日
- 読了時間: 3分
三毛猫の男の子って、希少だって聞いたことがある方も多いと思います。

むか~しむかし、赤川次郎さんの「三毛猫ホームズ」シリーズが大好きで、読みあさっていました。
その時は、男の子の三毛猫が欲しい!と、単純に思ったものです。
では、なぜ三毛猫男子は珍しいのでしょうか🤔
そこには、赤色(レッド)の遺伝子が関係有るのです。
レッドとは猫のカラー用語で、実際のみためは明るい茶色(茶トラ)の色となります。
猫のカラーは親からの遺伝になり、人間同様親から半分ずつ貰っています。
メンデルの法則ですね。もっとわかりやすく言うと血液型で考えます。
母親がAA型、父親がBO型ならA型・AB型の血液型が出ます。(AO・AB)
母親がAO型とBO型なら全部ですね(AB・AO・OB・OO)
そして
このレッドカラーをOと表現します。オレンジ色のОと覚えましょう。
毛色には大きなОと小さなоが存在します。
レッドになるにはこの大きなОが必要になります。小さなoはレッドになりません
ОとОを半分ずつ親からもらえば赤色系
Оとоを半分ずつなら赤黒系
оとоなら黒色系の3色となるわけです。
三毛猫と言うのは、赤(Oo))に白色が入ったカラーとなるのです。

このОと言う遺伝子は、血液型とは違いX染色体(性染色体)の中に存在します。
性染色体とは、XXならメスXYならオスってやつですね。理科のお勉強です。
O(レッド)はXの中にのみ存在していてYの中にはありません。
なので、男の子にはОかоの1つしか存在しないのです。
これで、そっか!と謎が解けた方もいるでしょうか?
そうなんです。サビ猫(二毛)Ooも女の子しかいないのです😊
では、なんで稀に男の子の三毛猫がいるのでしょうか?
それは、XXYと言う対ではない染色体を持った場合。染色体異常が起きた時です。
女の子の中にオスのYが入るのか、オスの中にメスが入るのかは私にはわかりません。
そして、ほとんどのオスの三毛猫は繁殖能力が無いと言われております。
遺伝子学的なジェンダーちゃんなのかもしれません。(どっちも楽しめるお得感💖)
残念ながら、長生きする子が少ないとか・・
三毛猫男子が増えない理由は、ここにあるのですね🥹
更に、赤系ママ(OO)から生まれた男子は赤系しかいないと言うこともわかりましたね。
これは、主の十分に老化しきった脳で学習した中で学んだ事です。
ざっくりと書いたので、もっともっと複雑で入り乱れている猫のカラー遺伝子学
その一部を単純に抜粋しました。
学びのキッカケには丁度よい内容ですね😊
猫のカラーはいくつもの組合せで変わってきます。
自身の猫がどんな組合せなのか学ぶことで、親のカラーも想像出来るかもしれません。

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